どもども。
たけやんこと、永田武です。
先日、コンサルメンバーと話していた時のことです。
アフィリエイトを実践するも、なかなか成果があがらず。
他のメンバーがどんどん報酬を伸ばすのを見て、
自分もどんどんと焦って、でも結果が出ずに、
モチベーションも上がらず、手も止まり……。
よくある『負のスパイラル』です。
まぁでもわかりますよ~。
自分が結果が出なくて、
周りのメンバーがどんどん実績を出していたら、
そりゃあ誰だって焦っちゃいますよね。
さて、
あなただったらこのメンバーにどう指導をしますか?
多くのコンサルタントや指導者がやるのは、
『まず原因を探る』
ということ。
よくある『なぜなぜ』というやつですね。
原因を追究することによって、
悪いところを見つけ、そこを改善する。
例えば、サイトアフィリエイトなどであれば、
などですね。
こういった原因にフォーカスを当てる
『原因論』
というのは、物理学的な考え方で、
ビジネス(シゴト)においては、非常に効果を発揮をするものです。
しかし、
ここで多くの指導者が間違ってしまうのが、
その原因論を人間にも当てはめちゃうんですよ。
結果が出なかったり、問題が発生したときは、
必ずその起因となる人がいるわけで、
そのプレイヤーに原因論を当てはめてしまうと、
人間関係が一瞬でおかしな方向へ進んでしまいます。
例えばこのコンサルメンバーだとしたら、
学校や職場で嫌いな先生や上司に、
こういうことを言われた経験ありませんか?(笑)
ビジネスであれば、その起こっている状態に対し、
問題を解決するための原因を探るのは必要です。
しかし、
そのプレイヤーでもある人間に対しては、原因ではなく、
『目的論』
で、フォーカスを当てた方がスムーズにいくんです。
『目的論』とは、心理学的な考え方で、例えば、
というように、
『ワクワクする未来』にフォーカスを当てること。
そのワクワクの心の状態によって、
人は動く動機が湧きでてくるんです。
私もそのコンサルメンバーに、
改めて『稼ぐ理由』を語ってもらい、
その辿り着きたい未来に二人で盛り上がり、
『じゃあ、今の状態から進むためになにができる?』
と、二人で一緒に考えていきました。
その結果、
『まずはパソコンに向かう!』
という、ファーストステップを決めたんです。
それでもいいんですよ。
別に今の状態から、いきなり動かなくても、
少なくとも今の状態より良くなれば。
その進んでいるという感覚が重要なんです。
これが原因論にフォーカスを当ててしまったら、
きっとこのメンバーは、
『俺はダメだ……』
と思って、動かなくなったんじゃないかな、と。
ビジネスの切れ者ほど、
『何が悪い?どこが悪い?どうして悪い?』
という視点で、問題を見つけるのが得意。
『最速で、的確に悪いとこ見つけて、直す!』
という感じですね。
けど、
私の周りでも、そういう切れ者の人に限って、
人間関係が上手くいっていない人も多いです。
人間関係も『原因論』で考えちゃうからですね。
『悪いとこ見つけて、直そう』とばかりすると、どんどん関係が悪くなる。
相手と関わる度、顔を見るたびに、
『ここが悪い、あそこが悪い、直した方がいい』
ってついつい口から出てしまう(笑)
人間関係を良好にするのは、『目的論』が一番です。
という発想をする。
そうすれば、相手を傷つけず、しかも、しっかり自分の要求も伝わる。
ビジネスは原因論。人間関係は目的論。
コンサルタントとして、
このスキルが身に付けば最強ですね。
是非、あなたの身の周りで意識してみてくださいね!
そうそう。
もちろん自分自身にも『目的論』で考えてください。
から抜け出して、
に変身させる。
この意識だけでもだいぶ楽になりますよ★