どうも。
永田武です。
お好きなところからどうぞ
昨日、私の起業家友人の天堤太朗(あまづつみたろう)さんと、私の上位チーム『The Chariot』のメンバーでもある、デザイナー若旅さんと、会合がてら食事に行ってきました。
天堤太朗さんは写真の時いつも白目らしいですw
太朗さんは、色々と事業を展開していて、今は投資や資産系をメインで活躍されていますが、元々は実家の写真屋さんを継ぐために、ずっとカメラの勉強をされていました。
そして現在は、『稼げるカメラマンを生み出す!』という理念の元、カメラマン育成スクールも運営されています。
太朗さんから話を聞いて驚いたんですが、カメラマンで食べていける人ってホント少ないみたいですね……。
そういう理念のスクールを作ろうと思ったきっかけが、とあるウェディング専属のカメラマンさんとの出会いだったとのこと。
そのカメラマンさんはフリーではなく、撮影関連の会社の社員さんで、ある日自分の仕事の拘束時間などを見て、もらっている給料から換算してみたら、”時給800円”だったらしいんです。
ウェディングのカメラマンって、撮影の技術も必要な上、めちゃくちゃ拘束時間も長いらしいですね……。
太朗さんもその時給の安さを聞いて驚き、
『稼げるカメラマンを生み出す!』
と、撮影テクニックだけではなく、Webマーケティングを教えるカメラスクールを作ったのです。
こういう理念、私もすごく共感できるんですよ。
私の知っている友人達に、コーチングやカウンセリング、セラピストなど、個人事業主の方も多くいるんですが、めちゃくちゃいいスキルを持っていても、それを広めることができていない人が多くて。
例えるなら、人間国宝レベルの陶芸職人が、無人島で壺を作っているようなものです。
『その壺、市場に持って売らないと!』と言いたくなる(笑)
さらには、たまに無人島に来た人に対して、
『こんなところによく来てくれたね~!せっかくだからその壺、100円で持ってっていいよ』
と、タダ同然の安価で売ってしまう。
利益とか売上とか求めていなくて、あくまで作品作りのためだけにやってるなら、どこででも自由にやればいいと思いますが、
(私は陶芸職人で食べていきたい……!)
と思っているのであれば、それは問題ですよね。
誰の目にも届かないところで作品を作り、来てくれた人には、安価で提供してしまう。
そして人の目に触れてこなかったから、自分の技術、作品の価値に気がついていない。
誤解を承知で言うのであれば、めちゃくちゃ素晴らしい作品を安価で提供することで、他の陶芸職人の”価値”も下げてしまっているわけで。
だからこそ、
『壺を街の市場に届ける人』
が必要なんです。
それが、我々マーケター。
”クリエイター”と”マーケター”って、基本的には別の人種であって、「0」から「1」を生み出すクリエイターと、「1」を「100」にするマーケターは、使う脳みそがまったく変わってきます。
なので、しっかりと使いわけて考えるか、『餅は餅屋』じゃないですが、専門家にまかせるか、です。
そして実際に市場に並べてみて、適正な価格で購入者が出ると、驚くんです。
『自分の作品にはこんな価値があったのか!』
と。
実際、太朗さんの時給800円のカメラマンさんも、その後太朗さんのスクールの一期生として参加し、直接結婚式場からシゴトの依頼を受けて驚いたようです。
そりゃ1日4,000円だった仕事が、1日10万円になったら驚きますよね(笑)
デザイナーの若旅さんも言ってましたが、デザイナーとして独立をして、今までどんだけ安い単価でやっていたのか気づいた、と。
『今、自分のシゴトの単価を前の会社の人に言っても、おそらく信じてくれないと思います(笑)』
というレベルだということです。
『売るモノ』だけを作っている人が多すぎる。
そしてお客様がこないと、
『自分の技術がまだ未熟だからだ……!』
と、部屋にこもって一人で特訓を続けてしまう。
そうじゃなく、
の、この3つは”並行して”作る必要があります。
売るモノが出来たから次は場所だ~ってやってたら、ビジネスが動き出すまでにどれだけ時間がかかるか。
私が教えているDreamer’s Journeyでも、こうしてインターネットを利用して、ブログやサイトを構築し、アクセスを集めるということが、売る場所作りやお客様作りにめちゃくちゃ役立ちます。
サイトやブログにアクセスを集めることによって、アドセンスやアフィリエイトでしっかりと利益を出すことはもちろん、そのスキルをちょっと応用させることで、『集客マーケター』として活動することもできる。
今やっていることが、素晴らしい未来に繋がる可能性があるということを、どんどんと伝えていきたいですね。