どうもどうも。
ビジネスアーティスト永田武です。
最近公開したオリジナルドラマですが、
多くの方に、
『よく思いついたね~』
という声をいただきます。
昔からこういった面白い作品を創るのは好きなのですが、
ただ、なにもいきなりポーンと思いついたわけではないんですよ。
このドラマを創ってみようというきっかけがあったのです。
ある日、都内で電車に乗っていた時のことでした。
私は、比較的混み気味だったその電車で、
出入り口のドアのところに立って上部のCMを見ていたんです。
※私も東京に来てビックリしたんですが、
都内の電車や地下鉄には、到着を知らせるモニターにCMが流れるんですよ!
そこで流れていたのがこのCMです。
電話の開発者、グラハム・ベルの元にやってきたイチロー選手。
彼が持っているスマホを見て、
『まさかこれが電話!?』
と驚くベル。
その二人の元に、さらに未来からやってきた子どもが……。
という、1分のショートストーリーとなっているのですが、
非常にユニークで面白いですよね。
このショートストーリーのCMを見てピンと閃き、
今回のオリジナルドラマを創ったのです。
私がアイディアを思いつく時には、意識しているコツは、
自分に置き換える
このことだけです。
そこで、想像力と創造力を働かせて、
具体的なアイディアに結び付けていくことが多いかなって思いました。
極端なことを言ってしまえば、
世の中で起こっていることをは全て自分に置き換えることができるんですよね。
今回のイチロー選手のCMに関しても、
『自分があの登場人物だったとしたら……』
と考えてみたわけです。
あのCMは、『未来とのつながり』がテーマなわけで、
『未来の自分からアドバイス受けるとしたら~』
と考えて、あのドラマの中のレポートを作成したのです。
アイディアを生み出す時に大切なのが、
『起こったことからそのエッセンスを抜きだす』
ということです。
テーマであったり、コンセプトであったり、価値観であったり、
その出来事の中で
『なにが大切なんだろう?』
ということをしっかりと抜きだすことがポイントになります。
そしてその抜きだしたエッセンスを自分のストーリーに置き換える。
図にするとこんな感じ。
ペイント手書きなので汚くてすいません(笑)
この3ステップをやっていれば、アイディアなんて永久に生まれてくるわけです。
もちろんその時の状況や意識によって、抜きだすエッセンスも変わるし、
自分がやりたいことによって、当てはめるストーリーも変わってきます。
だからこそ、同じアイディアっていうものは生まれないし、
同じ出来事に触れていても、まったく別のひらめきが生まれることがあるんです。
※久しぶりに昔読んだ本を読んだら感想や気づきがまったく違うことありますよね?
最初はエッセンスを抜きだすのが難しいと感じるかもしれませんが、
これも数稽古を繰り返せばどうとでもなっていきます。
目の前で起こることは全てのことがヒントであり、チャンスです。
常に脳みそを『スタンバイ状態』にして、起こること全てを楽しんじゃってください♪