どうも、永田武です。
私のビジネスの1つの信念に、
『利益を得たければ与えるのが先』
というものがあります。
見返りは考えず、まずは徹底的なGiveをする。
これって返報性の原理を狙ってるとかではなく、
”『オン』は送られるものだから”
と私も考えているからです。
『オン』というのは、『恩』でもあり、『怨』のことでもあって、そういったものはきっと巡り巡っているんだろうなと。
ただ、きっとそうなんだろうと私は思っているし、だからこそ、神社などに日頃の感謝を伝えに行っています。
この”感謝”という行為が、因果応報のキーワードになっているんじゃないかと。
お好きなところからどうぞ
こうしてビジネスをやっていると、自らの意志や行動で結果がついてくるので、どうしても自分が全てコントロールしていると思い、感謝を伝える機会(場所や相手)が減ってきます。
会社や組織などに属しているのであれば、”お給料”というカタチで報酬をもらうので、自分がコントロールしているとは思わないのですが、自分で生み出したビジネスが自分主導のもと、結果(利益)を出すことが当たり前だと思う。
自分の行うビジネスに対して、感謝を伝える必要性が少なくなってくるんですね。
もちろんメンターやコミュニティ、家族やパートナーなど、その環境や実際に協力してくれた方々には感謝をします。
その反面どこかで、
(このビジネスの成功は100%自分のチカラだ)
と思ってしまう部分があるんです。
もちろんそう思うことが悪いということではないですよ。
自分のやっていることに自信を持つことは素晴らしいことだし、自分の”できてる感”をしっかりと認めることもできますし。
けど、それが『驕り(おごり)』にならないようにしなければなりません。
私自身、バンド時代はもちろん、自分でビジネスをするようになってから、その点だけは気をつけるようにしてきました。
『驕りたかぶらず、謙虚であれ』
と。
ビジネスが上手くいってない人や、たとえ稼げても幸せそうじゃない人というのは、どこかで他人を馬鹿にしている人が多いです。
愚痴などであればまだ理解できるのですが、明らかに傷つけるような発言をする人など。
そういう発言が当たり前にできるというのは、やはり自分のやってきたことに自信を持っている部分と、他人に対する感謝の気持ちのバランスが極端に偏っているからです。
と。
繰り返しますが、自分に自信を持つことは重要なことです。
けど、そのバランスがあまりにも悪いと、誰からも応援されない起業家になってしまう。
だからこそ、感謝の気持ちを伝える場所や機会はいろいろなところに持っておこう、というのが私の考えです。
人にはそれぞれ生まれた時から自分と関わりの強い神社があって、私も数年前にシゴトに関わる神社をリサーチしてもらい、今でもよくそこにお参りに行っています。
神社にお参り~と言っても、なにかお願いごとをするのではなく、日々の報告のような感じですね。
などなど。
そして、
と、感謝の気持ちを伝える。
たったそれだけのことなんですが、こうした『感謝を伝える機会』を作ることで、しっかりと自分を見つめ直すことができます。
変な話、成功は全部神様のせいにしちゃうんですよ(笑)
と。
だからこそ、どんどん成長しようという気持ちになれる。
ビジネスの世界(特にネットでのビジネス)は、ギラギラっとした面もあり、実際に大きなお金が動きますよね。
だからこそ、しっかりと頭と手を動かして淡々と作業しつつも、こうして驕らないようなココロも持たないと、とてもバランスが悪くなってしまいます。
アタマは冷静に。ココロは温かく。
このバランス感覚のキーワードとなるのが、『感謝』なんじゃないかと考えるわけです。
もちろん今あなたががんばっていることはあなたのチカラ。
そのことをしっかりと認め、褒めてあげることも大切。
その上で、そんな自分でいられることを、誰かに、どこかに、感謝できる気持ちを忘れないようにしたいものです。