どうも。
ビジネスアーティスト永田武です。
本日11月20日、紘子の36歳の誕生日でもあり、二人が付き合ってちょうど一年でもある記念日の今日、入籍することとしました。
紘子と私は、元々小学校の同級生で、1年前の今日、25年ぶりの再会を果たしました。
そこから交際が始まり、彼女が東京に来て一緒に暮らし、あっという間の一年間。
二人で自然と『この日がいいね』と決めていた、今日、結婚します。
1年前、彼女と再会するまでに、数ヶ月毎日LINEやFacebookでやり取りをしていました。
大学生の頃に発病し、それから15年以上も身体的不自由で暮らしていた彼女。
右手右足が麻痺の車いす状態で、さらには失声して会話が出来ない状態でも、
『どんな体になっても私はジッとはしてられずでマイペースに元気にはしてるよ〜♪(v^_^)v』
と、空気が読めない絵文字を送りながら、それでも自分のやりたいことを楽しそうに伝えてくる。
どんな状態でも人生楽しんでやろう!という、その生き方に、私自身強く共感するところがあり、思えば、もうその時に自分の気持ちは確かなものになっていたと思います。
小学校の時は背が大きくて、外人みたいな顔をしてた剣道少女だった彼女。
まさかそんな『生きるエネルギー』とでもいうんでしょうか、そんなものがあったとは。
その彼女のエネルギーが、私にとってはとても斬新で、力強く映っていたんだなと。
けど、車いすも押したことがないし、介助もしたことない私が、中途半端に『よっしゃ!好きだ!付きあおうぜ!』と言っても、発言や行動に責任が持てるのかがわからない。
本気で今後も付き合っていくのであれば、まずはちゃんと会って、今の彼女の状態や環境も含め、その上での自分の気持ちを確かめないと。
そして、1年前の11月20日に25年ぶりの再会をしました。
生まれて初めて押した車いすは、予想以上に難しくて、それでも色々と自分でできる確信も強くなってきて、その日の夜、彼女に告白しました。
『今日会ったけど気持ちは変わらない。付きあってくれませんか?』
てっきり、めっちゃ喜んで『うん!私も好きです!』的な返事がくるかとおもいきや……
『……』
ずっと黙りこんでいるんですよね。
なにを悩んでるのか聞いてみたところ、向けられたスマホにはこう書いてありました。
『あなたの人生を奪うのが怖い』
私はその時ちょうど会社も立ち上げて、ビジネスをバリバリしながらも、東京で自由に暮らしていて、そんな私の生活を奪うことになる、と。
その言葉を目にした瞬間に、覚悟が決まったんだと思います。
関係ないよって。
そんなことどうにでもなるよって。
付きあおうが付き合わなかろうが、結婚しようがしなかろうが、ずっとそばにいよう。
そう覚悟を決めた瞬間だったと思います。
それから、クリスマスイブにプロポーズをして指輪を渡し、彼女の上京のための準備をしながら、5月から同棲生活。
プロポーズ当初もいつ籍を入れるのかは全く考えていませんでしたが、同棲も落ち着いた記念日の今日にしました。
私と紘子は本当にずっと一緒にいます。
外出などはもちろん、私のシゴト先や打ち合わせ先にも一緒に行くし、お風呂やトイレも一緒です(笑)
『私より30秒だけ長生きして』
と紘子に言われながら、この二人の時間がこれからもずっと続いていくであろうことに、とても幸せを感じています。
そのことで、シゴト関係や、友人関係、各方面の方々に多くご理解いただいており、本当に感謝しております。
常に全てのことへの感謝の気持ちを忘れず、驕ることなく、謙虚な気持ちを持ちながら、二人で歩んでいけたらなと。
式や披露宴などは今のところまだ考えていませんが、そのうち落ち着いたらやろうかなと思っています。
パーティー的な気軽な感じにする予定なので、その際は是非ご参加ください♪
あと、彼女の名前を『博子』から『紘子』へと改名しました。
これは芸名のような改名ではなく、正式に裁判所に申し立てをし、判決をいただき、法律上、戸籍名が『紘子』になりました。
読み方は同じ『ヒロコ』で、多くの人の糸で繋げていきたいという意味があるようです。
※改名の理由などはまた別の機会に……。
長くなりました。
『結婚しました~、これからもよろしく~』
で終わらせてもいいかなと思ったんですが、いつもお付き合いいただいているここの皆さんにはちゃんとお伝えしたいなと思って。
今後共、永田武・紘子をよろしくお願い致します!